流山市駒木で他業者で外壁塗装等、外装リフォームを施工されたお客様で、施工後部分的に雨漏りの症状が出ているので一度見て頂きたいとのご相談を頂き、調査にお伺い致しました。施工の方に携わった業者の方にも見てもらっているそうですが、解消に至らず他の視点からの見解も聞いてみたいとの事からのご相談となります。

赤外線カメラでの雨漏り箇所調査

　そこで私たち街の外壁塗装やさんでは、この赤外線カメラを活用して温度差での水分の滞留状況確認を行いました。この赤外線カメラはサーモグラフィーとも呼ばれ、表面に現れる温度によって青が低温、赤が高温と言った画像が写せます。こちらは雨漏りを来たしている部位の画像ですが、雨漏り発生箇所から上部に若干青い筋目が見られる部分も有り、この場所は温度が低くなっている事が判ります。

赤外線カメラによる外装調査

　外部の温度状況はこちらになります。雨漏りを来たしているお部屋は下の階の窓で、その上階の窓から窓下に掛けて温度が低い部分が有ります。この温度状況から、上階の窓廻りに原因の一端が有ると想定致しました。

上階の窓廻りに原因が有ると想定

　こちらがその原因の一つと思われる窓廻りになります。しかし赤外線カメラでは、雨漏りの原因は特定出来ません。これに加えて散水検査等の方法を併用する事で雨漏り原因の特定に繋げて行く事で、赤外線カメラの有効活用となります。この様に雨漏りでお困りの皆様もお気軽にご相談下さい。