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外壁塗装の見積もりで後悔しないために!適正価格と内容の見極め方を解説
更新日 : 2026年01月28日
更新日 : 2026年01月28日
外壁塗装で後悔を引き起こしやすいポイントは、やはり「費用」と「業者選び」における失敗ではないでしょうか。
どちらの失敗も防ぐためには、見積もりを取得する一連の流れの中で信用してはいけない記載の仕方や業者の対応など、絶対に知っておいてほしい注意点があります。
本記事では、実際にお客様へ見積書を作成しているプロならではの視点から、外壁塗装の見積もりで必ず確認すべき重要項目や、工事を安心して任せられる業者の見極め方などを解説したいと思います。
今回一番お伝えしたいポイントは、外壁塗装の見積もりを受け取った際には、金額の安さで業者を判断するのではなく、内容が具体的に記載されているかを確認することが重要ということです。
その理由は、見積書の書き方に業者の姿勢や信頼性が表れやすいためです。
どのような記載内容をチェックすれば業者の良し悪しを判別できるのか、注目ポイントを細かく解説していきます。
塗料名とメーカー名は具体的に記載されていますか?
見積書に「シリコン塗料」「フッ素塗料」といった塗料のグレード名だけが書かれている場合は注意が必要です。
同じシリコン塗料でも、メーカーや製品ごとに耐久性や価格は大きく異なるからです。
信頼できる見積書には、メーカー名と正式な製品名が明記されています。
たとえば製品名が分かれば、耐用年数や特徴、一般的な単価を自分でも調べることが可能で、その情報を元に外壁塗装の見積もりへ対する納得感も高まります。
塗装面積が㎡単位で算出されていますか?
塗装面積が「坪」で表記されている見積書は、内容が不透明になりやすいため注意が必要です。
塗料メーカーが定める塗布量は㎡単位で管理されていることが基本であり、坪表記では適切な塗料使用量を判断しにくくなってしまうためです。
また、信頼度の高い見積書では、建物全体の面積から窓や玄関などの塗装を行わない開口部を差し引いた塗装面積が計上されています。
塗装面積が実態に即しているかを見極めるためにも、㎡表記は欠かせない要素です。
3回塗りが工程として明記されていますか?
外壁塗装は「下塗り・中塗り・上塗り」の3回塗りが基本工程です。
この工程のどれかが省略されると、塗料本来の耐久性が発揮されず、早期の剥がれや色あせにつながります。
信頼できる見積書では、下塗り用と上塗り用の塗料がそれぞれ分けて記載され、3工程での塗り替えを行うことが明確に示されているはずです。
工程が具体的に書かれているかどうかは、見積もりの質を判断する大きなポイントです。
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「一式」表記が多用されていませんか?
足場や高圧洗浄などが「一式」とだけ記載されている見積書は、工事内容が見えにくくなります。
本来、建物の形状や大きさは必ず異なるため、各工程は実測をもとに数量で算出されるはずです。
運搬費や現場管理費など一部の項目を除き、㎡やm単位で細かく記載されている見積書ほど工事範囲が明確でトラブルも起こりにくくなります。
作業工程の項目において「一式」表記が多い場合は、どこまでの範囲が作業に含まれているのか確認しましょう。
曖昧にしか返答をくれない業者は信頼性が低く、工事の依頼にリスクを抱えやすくなります。
付帯部は塗装の見積もり範囲に含まれていますか?
外壁塗装の見積もりでは、雨樋や軒天、破風板、雨戸といった付帯部の塗装範囲も重要な確認項目です。
これらは紫外線や雨の影響を受けやすく、外壁以上に劣化が進みやすい部分でもあります。
見積書に付帯部塗装が含まれているか、また「どこまで塗るのか」の認識を業者と共有しておくことが大切です。
足場を組むタイミングで付帯部もまとめて施工することで、将来的な足場代を抑え、長期的なコスト削減にもつながります。
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現地調査の段階で信頼性は確認できます!
外壁塗装の見積もりは、見積金額算出のために行われる現地調査の精度によって内容が大きく左右されます。
正確な見積書を作成するためには建物の状態を実際に確認し、劣化状況を細かく把握しなければならないからです。
現地調査では外壁面積の計測に加え、ひび割れやチョーキング、シーリングの劣化状況を確認します。
そのため、短時間で終わる簡単な確認だけの調査では、お住まいにとって本当に必要な補修が見積もりに反映されない恐れがあります。
どんな対応が信頼性に繋がるのか
調査後の打ち合わせでは、施主が直接確認できない高所部分の劣化や状態確認を写真や動画を用いて説明してくれるかどうかが重要な指標と言えるでしょう。
劣化状況と見積もりに反映させる補修内容の関係を丁寧に示してくれる業者は、信頼性が高いと言えます。
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相見積もりを活用して適正価格・工事を見極める
これまでの説明で「塗装面積や塗料の詳細が記載されている見積書」が大切な判断基準になるとお伝えしてきましたが、初めて塗装を依頼する方がほとんどですから、
「塗装面積について、見積書の記載を信じていいものか…」
「塗料の詳細が書いてあるけど、オススメされたまま選んでしまって後悔しないか不安」
と、記載内容に対して懐疑的になったり不安に思われるのも当然だと思います。
外壁塗装の見積もりを適正に判断するためには、やはり相見積もりによる比較が欠かせません。
複数社から提出された見積もり内容を比較することで、ご自宅の塗装面積やオススメされている塗料などの整合性を判断しやすくなります。
相見積もり時にオススメのルール3選
見積もりを依頼するのは「3社程度」がベスト
依頼する社数は3社程度が目安で、少なすぎると比較ができず、多すぎると内容の整理が難しくなり、余計に迷う原因となります。
伝える条件はなるべく揃える
相見積もりを取る際は、各社に伝える条件をなるべく揃えることが重要です。
外壁のみの塗装か、それとも屋根も含めるのか、塗料のグレード、工事完了の希望時期などの条件が異なると、金額差の理由が分かりにくくなります。
条件を統一することで、業者ごとの提案力や誠実さが見えやすくなります。
価格だけでなく内容も比較する
見積もりを比較する際は、総額の安さだけで判断するのではなく、見積書の内訳や工事内容に注目しましょう。
下地処理や塗装回数が他社と比べて省略されていないか、同じ面積を基準に算出されているか、付帯部の塗装範囲はどこまで含まれているかなど、項目ごとに確認することが大切です。
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「業者HPから直接依頼」と「業者紹介サイトでの一括見積もり」はどちらがオススメ?
依頼先によって変わる見積もり金額の考え方をご紹介
外壁塗装の見積もりは、どこから依頼するかによって金額構造が異なります。
と言うのも、一括見積もりや業者紹介サイトは手軽に比較できる反面、紹介料が工事費に含まれている場合があるため、本当にご自宅にとって適切な金額かは慎重な確認が必要になります。
その点、業者が自身で運営しているHPから依頼すると、紹介料を発生させずに適正な見積もりを依頼しやすくなります。
また、一括見積サイトではご自宅の面積(坪数)などの数値を入力し、それを元におおよその費用を算出するケースが多くなっています。
その中から信頼できそうな業者に現地調査を依頼し、より詳細な見積もりを作成してもらうことが必要になりますが、現地を見ずに出された最初の金額だけで業者を決めるというのも、ある程度のリスクがあると筆者は考えます。
もし業者紹介サイトや一括見積サイトを活用する場合には、並行して自社運営タイプの業者HPでも見積もりを依頼し、その金額や内容を参考にすることをオススメいたします。
納得のいく外壁塗装の見積もり判断に向けて
全ての見積もりが出揃ったら、内容を突き合わせ、不明点は必ず担当者に確認しましょう。
質問に対する説明の分かりやすさや対応の丁寧さは、工事中やアフターフォローの姿勢にも表れますので重要なチェックポイントです。
外壁塗装の見積もりを判断する際、金額や内訳だけに目が向きがちですが、もっと注目すべきなのは見積書が作成されるまでの過程です。
現地調査に十分な時間をかけているか
先ほどもご紹介したポイントになりますが、正確な外壁塗装の見積もりを出すためにはお住まいの状態を細部まで把握する必要があります。
簡単にチェックしただけの業者から、いざ工事を開始した後で「この劣化を見落としていたので追加で見積り出しますね」と言われても、「提示された金額だから期待してお願いしたのに…」と、後出しによる追加金額には納得感が得られませんよね。
外壁全体のひび割れやチョーキング、そして同時に塗装を行うことの多い屋根の劣化状況などを丁寧に確認するには、どうしても1時間程度の点検時間が必要とされています。
細かく点検してくれているかどうかは最後の説明などからも伝わってくるかと思いますので、判断基準として覚えておいてください。
診断結果を写真や動画で説明してくれるか
屋根や高所の外壁など、お客様自身が直接確認しにくい部分の状態をどのように説明してくれるかも大切なポイントになります。
信頼できる業者は写真や動画を用いて劣化箇所を見せてくれますし、現状の問題点と必要な工事内容を分かりやすく伝えようとしてくれるはずです。
逆に口頭説明だけの場合、発生しているかが確認できない不具合に対して不要な工事を勧められたり、本当に必要な補修が省かれたりするリスクも否定できないのです。
極端な値引きや即決を迫ってこないか
「今契約すれば大幅に値引きします」「足場代を無料にします」といった、数十万円単位の値引きや即決をその場で促す提案には注意が必要です。
大幅な値引きが可能な場合、材料の質を落とす、もしくは工程を省くといった形で工事内容を調整している可能性が考えられます。
外壁塗装でよくあるのが、3回塗りが必要なはずの塗装工程を2回塗りに省略してしまうことです。
これをやられてしまうと塗膜が十分な厚みを持つことができず、せっかく塗装をしたのに早期の剥がれや十分な性能を発揮できない状態へと陥ってしまいます。
しっかりとした業者はお客様に検討してもらうための十分な時間を設けますし、「相見積もりを揃えたいので回答を待ってほしい」と思う気持ちも理解しています。
決して、無理にその場で契約を迫ることはしないはずです。
外壁塗装の見積もり金額は、建物の大きさによって左右されます。
判断の目安となるのが実際に塗装を行う「外壁の塗装面積」です。
外壁塗装のみを行う場合のおおよその費用相場は、以下の通りです。
| 坪数(延べ坪数) | 塗装面積 | 外壁塗装 相場(税込) |
|---|---|---|
| 20坪 | 約80㎡ | 約40~ 60万円 |
| 30坪 | 約120㎡ | 約60~ 90万円 |
| 40坪 | 約160㎡ | 約80~ 110万円 |
| 50坪 | 約200㎡ | 約100~ 150万円 |
| 60坪 | 約240㎡ | 約130~ 190万円 |
※あくまで目安の相場であり、実際の塗装面積や使用する塗料、業者の施工価格などによって金額は変動します。
※足場代を含んだ参考金額となります。
同じ坪数でも金額に差が生じる場合には、外壁の劣化状況や窓の数、選択する塗料の種類の違いが挙げられます。
また、外壁材のひび割れや剥がれが目立つ場合は下地補修の工程が増え、見積もり金額は高くなる傾向にあります。
塗料の種類ごとの相場目安
最も一般的とされるシリコン塗料よりも、耐久性に優れたフッ素塗料や無機塗料を選ぶと初期費用は上がります。
ただし、向上した耐久性の分は塗り替え周期が長くなり、長期的にはメンテナンス負担を抑えられるケースもあります。
外壁塗装の内訳ごとの費用目安をご紹介!
外壁塗装の見積もり金額は、いくつかの費用要素が組み合わさって算出されています。
主な内訳は「塗料・材料費」「工事代・人件費」「足場代」「諸経費」の4つで、それぞれが施工品質や耐久性に直結する重要な項目です。
見積書においては、各工程に必要な金額が項目ごとに分けられていることが多いため、その参考費用をご紹介したいと思います。
30坪の外壁塗装を想定した各工程の内訳目安
| 外壁塗装の主な工程 | 費用目安(税込) |
|---|---|
| 足場 | 140,000円 |
| メッシュシート | 30,000円 |
| 養生 | 36,000円 |
| 高圧洗浄 | 25,500円 |
| 塗装(3回塗り) | 408,000円 |
| 合計 | 639,500円 |
その他、屋根塗装とセットで外壁を塗り替えるとお得な理由や、塗装面積の算出方法など役立つ情報を下記の関連ページでご紹介しておりますので、ぜひチェックしてみてください。
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見積書は金額だけを確認する資料ではなく、使用する塗料や施工工程、工事範囲などをお客様と業者が共有し、認識のずれを防ぐための大切な判断材料となります。
また、業者の信頼性を確認するためには価格の安さだけで判断するのではなく、現地調査や説明にどれだけ丁寧に向き合ってくれているかを見極めることが重要です。
見積もり作成過程の段階から注意しておくことが、後悔の無い外壁塗装に欠かせない工程となるのです。
そのため、見積書の内容に不明点があれば遠慮せず質問し、その説明に納得できるかどうかを重視してみましょう。
丁寧に説明を行い、納得するまで向き合ってくれる業者こそ信頼できる存在です。
説明を省いたり、質問に対して曖昧な返答をする業者では、工事後のトラブルに発展する可能性も否定できません。
もちろん、街の外壁塗装やさんはわかりやすい説明と、工程ごとの金額が確認できる詳細な見積書を作成し、お住まいの工事をサポートしております。
ぜひ今回の内容でご紹介した見積書のチェック項目や業者を見極めるポイントを活用し、満足度の高い外壁塗装にお役立ていただけますと幸いです。
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