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外壁塗装の相場とお見積書の仕組みを一挙紹介
世界的にも新型コロナウイルスが猛威を振るう中、出来る限り人との接触を避けイベント行事は先延ばしにしているという方も多いと思います。そんな中でも屋根や外壁は日々紫外線や降雨等の外的要因で傷んでしまいますし、自然災害は何の前触れもなく被害を残していきます。長く安心して暮らせるお住まいを維持するためにも、皆様には破損や雨漏りによって大規模な外壁リフォームを行わなければならない最悪の事態に陥らないよう、比較的安価な外壁塗装だけでもぜひ行ってほしいと考えております。
しかし複数の業者と接触するにはちょっと抵抗が…、ある程度の費用を把握した上で検討したいんだけど…と、不安を抱えている方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は外壁塗装の概算費用の算出方法に関してご紹介いたします。「面積はどのくらい?」「素人でも図面から塗装面積が出せる?」「どういう補修が考えられる?」等、おおよそにはなりますが可能な限り詳細な外壁塗装の相場が把握できるようご紹介したいと思いますので、ぜひご参考にして頂ければ幸いです。
また「もっと詳しく知りたい」「やはりプロの意見を聞きたい」という方は、私たち街の外壁塗装やさんのオンライン相談や、新型コロナウイルス対策を講じた無料点検をご活用ください。
外壁塗装の相場は塗装面積で決まる
2回目以降の外壁塗装ならまだしも、築10~15年で検討される初めての外壁塗装は「どのくらいの費用が掛かるのかな?」「何に注意すれば良いのかな?」と不安ばかりです。このページではまず、生活にも影響する塗装費用に関して解決して頂ければと思います。
外壁塗装工事で主に金額がかかる部分、それは当然足場や補修ではなく外壁塗装です。
その外壁塗装費用は 塗装面積×塗装単価 で算出されます。
塗装単価は塗料の耐久性によって変動しますが、塗装面積は家の増築・減築をしない限りは変わりませんので把握しておくと今後の補修やリフォームでも役立ちますよ。
塗装面積を知るにはいくつか方法がありますのでご紹介します。
1.延坪(×3.3)×1.2
建築図面を参考に塗装面積を算出する簡単な方法です。図面には建坪等建物の大きさを表す数値が記載されているかと思いますが、確認すべきは延べ床面積です。階数ごとの延べ床面積を足した数字に1.2の係数をかけることで塗装面積を出すことができます。
延べ床面積が〇坪でしかわからない場合は、その数字に3.3(1坪の面積)をかければ計算ができます。
ただしこれはあくまで目安、実際に図面から算出する塗装面積とは多少の差異が出る可能性があります。
2.住宅全面の幅×高さ×0.7
続いては図面もしくはお住まいを実際に測って計算する方法です。外壁塗装を行うのは外壁全体から窓等塗装しない部分を抜いた面積です。窓は外壁全体の3割程と言われていますので、お住まいの横の長さ×高さ×0.7で塗装面積を算出できます。
こちらは比較的実際の塗装面積と近い結果になる事が多いのですが、妻壁上部の三角部分は別途計算する手間があったり、窓の数・サイズで多少前後しますのでご注意ください。
3.立面図から算出
最後は図面での計算です。1/100に縮尺されている場合は簡単ですが、1/50になると専用のスケールや縮尺変更の手間が発生します。私たち街の外壁塗装やさんにご相談いただければ図面をお預かりし算出、実際外壁塗装を行った場合の金額も提示させて頂きますので、お気軽にご相談ください。
塗装面積がわかれば残すは塗装単価で相場が出ます。塗料はウレタンやシリコン、フッ素、無機等様々なグレードがあり、耐久性が高ければ高い程、また低汚染等付加価値があるほど費用も高くなります。
近年はシリコン、フッ素が主流となりつつありますが、実は塗料メーカーによって材工価格をインターネット上で公表していることはご存じでしょうか?
例えば私たち街の外壁塗装やさんが多く施工させていただいている日本ペイントのラジカル制御型塗料パーフェクトトップは、なみがた仕上げ・下塗りがパーフェクトフィラーの場合で¥3,400/㎡と紹介されています。仕上げや下塗り塗料の限定、300㎡以上の施工という条件下で算出されていますが、一定の目安にはなります。
そしてフッ素樹脂塗料を超える耐久性を持つパーフェクトセラミックトップGは同条件で¥4,160/㎡、500円程高い材工価格です。
1㎡であればわずかな差ですが、塗装面積が100㎡であれば50,000円は変わるのです。
外壁塗装の相場はスタンダードな塗料を基本に考えますが、もっと高耐久な塗料を、もっと性能に優れた塗料をと検討されている方は、相場よりも高くなると考えておきましょう。
また実際の費用とは差が生じますので、詳しい費用を知りたいという方はお気軽にご相談ください。
ここまででまずは外壁の塗装に関しての費用がわかりました。しかし実際施工するにあたっては足場仮設も必要ですし、他にも塗装する箇所が存在しますのでお住まいを確認しながらチェックしていきましょう。
続いては外壁塗装を行うにあたって欠かせない施工項目です。
足場仮設は¥700~800/㎡でどの塗装業者も変わらないでしょう。施工の難易度や解体までの日数によって単価が変わる可能性もありますが極端に高くなることもありません。
また近隣に塗料や水の飛散防止に取り付けるメッシュシートも、塗装工事全体の金額から考えると決して高くはありません。施工後の近隣トラブルを発展させないためにも、早い段階で不安を払拭しておきましょう。
足場仮設工事は作業車の出入り、単管を組む騒音、そして何より形を残さないにも関わらず発生する10~20万円程度の支出を考え、外壁塗装の機会に屋根塗装工事をオススメしております。一時的な出費は大きくなりますが、長期的に考えると決して無駄なメンテナンスではありませんので、一度ご検討ください。
※足場仮設費用は塗装面積にそのまま単価をかけて計算されていることもありますが、実際は外壁全面から80㎝程外側に架ける必要がありますので、塗装面積よりも数量として大きくなるのが当然です。
続いては高圧洗浄です。塗装を行うにあたって外壁に付着している汚れや埃があっては塗料の密着性も悪く、剥がれを起こしてしまうこともあります。張替後のサイディングの塗装以外では塗装と高圧洗浄はセットと考えましょう。こちらも単価は¥150~250程で大きな変動はありません。
苔や藻の繁殖が著しくバイオ洗浄を行う場合は追加費用が発生しますが、施工前に必ず説明がありますので確認しておきましょう。
※高圧洗浄は窓の洗浄も行いますので、塗装面積と数量が異なります。滅多に掃除することのない外側の窓が綺麗になりますので外壁塗装後は気分もリフレッシュです。
ここまでのおさらいとして、簡単に外壁塗装の相場を見ておきましょう。
20坪のお住まい
30坪のお住まい
※高圧洗浄(外壁全体)=塗装面積×1.3
※足場仮設=外壁全体+30㎡
今回は窯業系サイディングと仮定しシーリング打ち替え工事を計算しておりますが、モルタル外壁の場合もクラック補修が発生するかと思います。
付帯部塗装工事を忘れないで!
ここまで外壁塗装に欠かせないポイントをご紹介しましたが、続いてはお住まいによって異なる付帯部です。
付帯部とは
☑軒天 ☑破風板・鼻隠し ☑雨樋 ☑シャッターボックス
☑雨戸・戸袋 ☑幕板 ☑霧除け・庇…etc
が挙げられます。
通常お住まいにあるのではないかと考えられているのが「軒天、破風板・鼻隠し、雨樋」で、各社塗装プラン等でセットになっている事が多いです。
ただし上記でご案内した外壁塗装の相場に付帯部は含まれていません。それはお住まいによって付帯部が存在するのかも違いますし、長さ・素材が統一されていない為です。
そのため外壁塗装の相場に加え付帯部塗装の費用を入れていく必要があるのですが、塗装出来ない素材、補修が必要な箇所も含まれてくる為無料調査がオススメです。
ちなみに私たち街の外壁塗装やさんの外壁塗装プラン(総二階・~25坪)には足場仮設・高圧洗浄はもちろん、雨樋・軒天・破風板・鼻隠しの付帯部塗装も含まれている為大変お得です。気になる方はぜひ一度お問い合わせください。
屋根塗装工事を同時に行うなら
外壁塗装を行う際の足場を有効活用して屋根塗装を行うのがトータル的にも断然オススメです。屋根も外壁塗装と考え方は同じですが、
1.床面積×屋根係数(緩勾配:1.1、急勾配:1.2)
2.平面の屋根面積×勾配伸び率
3.立面図から計算
で面積を算出することができます。この際天窓や太陽光パネルがある場合は塗装を行わない為、面積から抜いて計算しましょう。
簡単に計算してみます。
総二階・20坪、緩勾配 化粧スレート屋根の場合
屋根塗装だけで考えるとそれほど高くないように感じます。しかし外壁塗装と別のタイミングで行おうとすると足場仮設、メッシュシート費用が掛かりますのでぜひご注意ください。また急勾配で屋根足場が必要な場合は別途施工前のお見積りで提示されます。
外壁塗装・屋根塗装の相場を実際に計算しながらご紹介させて頂きましたが、どの塗装会社も相場費用に大きな差がありませんよね?それも当然、考え方が一緒だからです。
基本的に外壁塗装工事を高くしているのは施工面積、使用塗料、そして塗装以外の補修です。
定期的にメンテナンスをされていて破損等がなければ追加費用は発生しません。また使用する塗料のグレードを下げればトータルコストは安く抑えられます。しかしここで皆さんが後悔しないよういくつかチェックしていただきたいポイントをご紹介します。施工後に「こうすればよかった」と思っても後の祭りです。しっかりご自身の希望に合っているかを確認しましょう。
① お見積書は詳細に記載されている?
お見積書は各塗装工事業者によって異なります。使用する塗料や記載方法も全く違うという事があると思いますが、問題はしっかり施工内容が明記されているのか、適正な価格であるのか?という点です。
口頭で伝えたが実際は追加費用になってしまった、1式工事に含まれているものと勘違いした等、見る人によって解釈は大きく異なります。そのため1式工事ではなく出来る限り詳細に記載されていたり、質問にしっかり返答してくれる塗装工事業者に工事を依頼しましょう。
② 施工保証がある
外壁塗装に限らず屋根塗装でも、塗料には施工管理の難しさからメーカー保証というものがありません。しかし仕上がりにはやはり耐用年数にあわせて確かな保障が欲しいですよね?そこで私たち街の外壁塗装やさんでは、お住まいの状態、使用する塗料に合わせて施工保証をつけさせていただいております。
塗装業者によってまちまちかと思いますが、同じ施工費用で保証がある、ないで較べたらもちろん保証がある会社に任せた方が安心です。
③ 次回の外壁塗装までの期間
塗料のグレードを下げれば塗装のトータルコストを抑えることも可能です。しかしそれは同時に塗料の耐用年数も短くなりますので、次回の塗り替えまでのスパンも短くなってしまいます。外壁塗装の料金を抑えたのに、2回目の塗装がすぐ間近に控えるなんてことになってしまったら本末転倒です。次回の塗り替えをいつにするのかを明確に決め塗料のグレードを選ぶようにしましょう。
④ 支払い方法の選択肢
※また近年リフォームに関する金銭トラブル、詐欺も再び目につくようになりましたが、着工前に契約金額の30%以上の支払いを求めるような業者には十分に注意しましょう。
⑤ 風災等による破損の補修と合わせて
繰り返しにはなりますが、外壁塗装を行う際には足場仮設が欠かせません。もちろん仮設した以上有効活用をしたいところですが、別のタイミングでも同じことが言えます。それが風災等で被害を受け火災保険等を使用する時です。
修繕時の足場仮設費用は火災保険に申請できますので、この機会に外壁塗装や屋根塗装を行うと支出を抑えることができます。塗装だけでなく屋根・外壁の補修工事が出来る業者に依頼するのもポイントですね。
外壁塗装にかかる費用はお住まいによって違う!
皆さんが気になっている外壁塗装の費用相場と簡単な計算方法についてご紹介させて頂きました。しかし実際塗装をしようと思った際にかかる費用はお住まいによって異なります。これは同時期に横並びに建てられた建売住宅でも、日当たり・通風性・使用方法がそれぞれ異なるからです。またそれに合わせお住まいのお客様の希望も異なります。20年外壁塗装を行いたくないという方もいれば、イメージチェンジをしたいという方も。そのため、何度似たようなお住まいを塗装しても全く同じ費用にはならないのです。
外壁塗装の相場や施工事例で実際にかかった費用は参考にはなります。しかし実際どのような補修が必要なのか、カーポート屋根の脱着が必要なのか等は現地で確認させて頂ければと思います。
私たち街の外壁塗装やさんでは冒頭にある通り、新型コロナウイルス対策を徹底し無料調査にお伺いしております。またオンライン相談も承っております。
そろそろ塗り替えかも、最近外壁の汚れが気になって、外壁塗装の費用を知りたいという方は、お気軽に私たち街の外壁塗装やさんにご相談ください。ご連絡お待ちしております。
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外壁塗装の相場は塗装面積を知ることでおおよそ決まります。塗装面積は図面から知ることもできますが、実測とは多少前後しますのであらかじめご了承ください。
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外壁塗装は 塗装面積×塗料単価 で求められますが、塗料メーカーによっては塗料の材工価格を記載していることもあります。あくまで目安ですが相場を知るには有効です。
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外壁塗装の相場には外壁塗装に欠かせない足場仮設・高圧洗浄費用は含まれていますが、足場仮設は10~20万円かかるのに対し形には残りませんので、屋根塗装をセットで行うのがオススメです。
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お住まいによって付帯部の有無・素材には大きな違いがあるため外壁塗装の相場には含まれていません。私たち街の外壁塗装やさんでは点検の上、明確なお見積りを提示させて頂きます。
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相場を参考に外壁塗装を安く施工することも可能です。しかし実際施工するにあたって自身の希望にあっているのかをしっかり確認してから工事の依頼をするようにしましょう。
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同じ形状のお住まいであっても劣化・お客様の希望に合わせて施工費用は変わってきます。オンライン相談や無料調査を活用して適正費用を把握しましょう。
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