船橋市本町で鉄骨階段の塗装工事、溶接補修も含めてご対応させて頂きました
前回お手入れをされてから未だ10年は経っていないとのお話しですが、階段側面の手摺り支柱が2箇所崩れてしまっている状況が見受けられました。
この場所は海も比較的近く塩害による影響も懸念される土地柄で、或る程度早いスパンでメンテナンスをされる事が必要な地域とも言えます。
今回もその施工に当たり、鉄骨の症状が出ている箇所は新しい鉄材で溶接補修を行い、全体の鉄部塗装でご対応させて頂きました。
ビフォーアフター
工事基本情報
施工内容
部分塗装
使用材料
日本ペイント ファインシリコンフレッシュⅡ
築年数
約30年
施工期間
鉄骨補修及び塗装3日間
保証年数
お付けしておりません
工事費用
税込250,000円
ところが階段の側面の手摺とササラの接合箇所に錆びの進行が著しく、崩れてしまっている箇所が見受けられました。
ご覧の様に根本の支柱になりますので、破断に至ると最終的には崩落の恐れも生じる事から、しっかりとしたお手入れが重要となります。
特にこの箇所の支柱は既に鉄製材としての強度を把持していない事もあるので、新たな鉄材を取り付け溶接補修を行う必要が有ります。
2箇所程支柱に鉄骨の爆裂症状が有りましたので、そこは溶接による補修、併せて全体としても部分的に錆び症状の進行が見られましたので、鉄部塗装メンテナンスを行って参ります。
冒頭でも申しました通り、こちら船橋の海浜地区は塩害による影響を受け易いので、しっかりとした錆止め塗装が重要な地域です。
お客様もその辺りをご理解されており、10年未満では有りますが今回このタイミングでの施工を行う運びと至りました。
手摺りの根元の爆裂症状により崩れの出ていた箇所はその部分から上を切断して、同規格の鉄材を新設致します。
これを溶接による接合処理を行い一体化させていく事で固定して参ります。
足元のステップ部分に火の粉が飛び溶けてしまわない様注意しつつ作業を行って参りました。
と言うのもステップに穴あき等の症状を来たしてしまうと、そこから水が入り込み耐久性の向上には反してしまう事に繋がります。
気を付けながら溶接補修も終え、いよいよ塗装施工に入りますが、その前にその他の錆び症状が有る箇所をケレン処理し、錆び落としを行って参ります。
加えて長尺シートと支柱の取り合いはシーリング処理を施して水の浸入を防ぐ事と致します。
溶接による補修を必要とする症状が出ている箇所は2箇所程ありましたが、トータル的にはそこまで傷みが著しく進行している箇所は少ない方です。
その様な部分に関しては、カワスキ等でケレン掛けを行い錆びの更なる拡大進行を抑制していきます。
そして下塗りへと作業は進んで参ります。
使用する下塗り材はニッペのファインプライマーⅡで、錆び抑制機能を有した下塗り材料となります。
溶接補修した箇所も含めて全体に下塗り塗装を掛けて一連の下地処理、調整の準備作業の完了となります。
翌日以降で主剤塗料の塗布工程で鉄骨階段塗装仕上げの作業に入ります。
主剤塗料となる材料はこちらもニッペのファインシリコンフレッシュⅡ。
弱溶剤系のシリコン樹脂塗料で、耐久性も見込める一般材料です。
これを2工程（中塗り、上塗り）入れる事で、より耐久性のある塗装仕上げへと繋がります。
中塗り作業から規定の乾燥時間を経て、ラストの上塗り作業となります。
上から下、更には階段の裏側の方も同様に塗装を掛けて、塗りムラ、塗り残しの無い様施工を進めさせて頂きました。
付着防止措置のために講じた養生を解除して、無事鉄部補修塗装工事の完了となります。
塗装の艶感も出て綺麗に仕上がりました。
先々において、この艶感の低下は塗装の撥水効果が維持されているか否かの一つの判断基準ともなりますので、ご参考にして頂けたらと思います。
裏側の方もしっかりと塗装メンテナンスを掛けさせて頂きました。
今回は幸い階段のステップに長尺シートを張られている事も手伝って下側は補修の必要性が無く、通常の塗装施工で仕上げる事が出来ました。
そして何よりも今回補修のメインとなった手摺りの根本の支柱も新たな鉄材の溶接取付によって、しっかりと復元出来ました。
これで鉄骨階段そのものの強度の方も保たれる事となり、お客様にもご安心頂ける事と思います。
最後に清掃も終え、これで全工事の完了です。
私たち街の外壁塗装やさんでは、鉄骨階段における防水を目的とした塗装に加え、強度の維持向上の為の溶接補修等も含めたトータル的なメンテナンスでご対応させて頂いております。
尚、今回の施工費用は税込250,000円での施工をさせて頂きました。
鉄骨階段のメンテナンスをご検討されている皆様もお気軽にお声掛け、ご相談頂ければ幸いです。
船橋市ではたくさんのお客様にご依頼をいただいております！
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