セメント瓦 モルタル壁 2回目の塗装
2012年11月10日更新 以前ご紹介させていただきました、印旛郡のお客様より工事のご依頼をいただきました。 【ご契約内容】 ・屋根漆喰詰め増し工事 ・屋根塗装 ・外壁塗装 ・その他外装塗装 【点検時の建物の様子】 塗装工事に限らず、リフォーム工事の前には細部までの調査をしっかりと行う事が重要です。 点検を細かく行うと、問題となる点との関わってくる部分や根本の問題が見えてきます。 その根本の問題を解決する事によって、長く健全な状態を保つ事ができます。 〇漆喰の詰め増し工事 基本的な工事の進め方 左:古い漆喰を剥がします。 中:漆喰を詰め増す。 右:周りについた漆喰を掃除して完了。 この様に一つずつ丁寧に漆喰を詰めていきます。 古い漆喰を剥がした様な状態になっている場合は、雨水が入り込んでいる可能性が高いので 早急な工事が必要となってきます。 塗装工事を開始する条件は、下地がしっかりしている事が大前提です。 ご心配な方はお気軽にご相談ください。 では実際の工事の様子をご紹介します。 漆喰を剥がして新しい漆喰を詰め増しますが、古い漆喰をよく見ると以前の塗料が付着 しています。 この様な不純物があると新しい漆喰が着きにくいので、施工には注意が必要です。 漆喰詰め増し工事が完工致しました。 古くなった漆喰を剥がしてから新しく漆喰を詰めましたので、通常よりも施工時間が掛って しまいましたが仕上がりは抜群です。 〇下地処理工事 一番気になっていた軒裏の部分を剥がして内部確認を行いましたが、やはり内部に何か動物の 巣がありました。 【工事前の様子】 左:軒天剥がし(内部確認) 中:軒天腐食 右:軒天内部の動物の糞 左:内部清掃後内部動物駆除 中:防虫処理 右:新規軒天張り 軒天を剥がすと中から大量の糞が出てきました。 調べてみるとおそらくコウモリの糞の様でしたので、内部清掃後に駆除を行いました。(バルサンの様な物) その後防虫処理をしてから、新規に軒天を張り工事完了です。 〇高圧洗浄 古い塗膜とほこりを綺麗に洗い流します。 高圧洗浄では屋根と外壁以外にも軒天や雨戸も洗浄を行います。 また、外構や玄関タイル、駐車場のたたきなども併せて洗浄を行います。 〇養生 塗装を行わない場所も行います。 〇屋根材の下塗り 今回の屋根材はセメント瓦だったので、塗料を吸ってしまう事と耐久性を出すために、 下塗りを2回行ってから中塗りと上塗りを行っています。 〇屋根の中塗り 〇屋根仕上げ塗り完了 光沢もしっかりと出て、まるで新築時の瓦の様になりました。 〇外壁塗装 左:クラック補修 中:下塗り 右:下塗り完了 左:中塗り 中:上塗り 右:塗装完了 〇その他塗装 幕板 破風板 ご依頼いただいた工事が完工致しました。 お客様の気にされていた漆喰を含めた屋根工事及び外壁塗装が終了して、外観が新築時の様になりました。 〇その他の工事 ・門塀の劣化処理 意外と門塀のモルタル部分が傷んでいる方も多く、そのままにしておくと内部に水が入り、 門塀のモザイクパターンが剥がれてしまう事もあります。 左:ヒビ割れコーキング処理 中:プライマー塗布 右:ウレタン防水処理 ・エアコンダクトの交換 エアコンダクトの蛇腹部分は長時間太陽光に当たっていると、劣化が進みいつの間にか無くなってしまう事があります。 左:交換前 右:交換後 今回の工事では、通常の屋根塗装と違い漆喰工事を行った後に塗装工事を行うといった 施工ですので、セメント瓦屋根のお住まいになっている方は是非参考にしていただきたいと 思います。
【スレート・カ゛ルハ゛リウム・瓦】屋根塗装か゛必要な理由【プロが解説!街の外壁塗装やさん】
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