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外壁塗装を失敗させないための5つの分岐点
更新日 : 2024年01月26日
更新日 : 2024年01月26日
新築後約10年が経過したら、外壁塗装の定期メンテナンスが必要です。
これは高額な費用がかかるだけでなく、一度施工したら容易にやり直すことができないため、「正しい選択は何か?」という疑問が生じます。
「何に迷ったのでしょうか?」
「どんな不安がありましたか?」
これまでに私たちがお客様と対話した経験をもとに、今後外壁塗装をご検討される方が成功するためのポイントを5つご紹介いたします。ぜひ参考にしてください。
教科書通りの回答を言えば新築から約10年、その後は塗料の耐用年数に合わせて塗装を検討していただくとなりますが、新築時の施工状況、立地条件、自然災害の影響などお住まいの状態は千差万別ですから計ったように10年で必要になることばかりではありません。
人生で最も大きな買い物であるマイホームを大切に維持したいという気持ちはすべてのお客様がお持ちだと思います。だからこそ「いつやればいいの?」「外壁が傷んでから塗装すればいいの?傷む前にやるべきなの?」と悩まれる方が多く、特に初めて外壁塗装を検討する方に多い印象です。
そうお悩みの方にまずご理解いただきたいことは「外壁塗装を何故行うのか?」という目的です。「外壁塗装を行う目的」皆さんはご存知ですか?
マイホームをお持ちの方であれば毎朝出勤の際にご自宅の壁を眺め、年々その美観が損なわれていくことに気付く方も多いと思います。外壁塗装はそうした美観を新築のように回復させる目的がありますね。綺麗にするだけではなく色を変えることでイメージチェンジを行うなど見た目を楽しむことも外壁塗装の一つの目的かもしれません。しかし外壁塗装の目的はそれだけではありません。
このように目的を正しく理解していただくことで外壁自体が傷む前に、塗装を行い、外壁をきちんと保護してあげることが大切だとわかりますね。実は適切なタイミングで塗装を行うことで外壁自体の耐用年数が大きく変わります。
でも、なかなかご自身で適切なタイミングを正しく判断できないという方も多いと思います。そのような場合は専門業者の点検を受け、アドバイスを受けてみましょう。
私たち街の外壁塗装やさんも毎日、地域の外壁塗装に携わった仕事をさせていただいております。外壁材の特徴はもちろん地域性なども十分に理解しています。その上で現状を確認し、塗装のタイミングについて適切なアドバイスをさせていただいております。
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外壁塗装の目的を正しく理解し、
劣化が進行する前に外壁をきちんと保護しましょう -
専門業者による点検を受け、
塗装のタイミングについてアドバイスを受けましょう
実際に外壁塗装をしようと決断をなさったら、次に考えるのが「どの業者に任せるべきか?」ということですよね。
外壁塗装をサービスとして取り扱う業者は塗装の専門業者はもちろん工務店や総合リフォーム会社、現在ではホームセンターまでコンビニと同じくらいの数が存在すると言われています。このように皆様の周りにも実は数多くの会社が外壁塗装を取り扱っているんですね。
一口に外壁塗装と言っても、いろいろな会社があり、それぞれで見積り価格が異なり、提案内容も違う、となると「どこに頼むのが正解か?」と悩んでしまいますよね。実際に私たちのお客様でも業者選びに一番頭を悩ませたという方が数多くいらっしゃいました。
まずは気になる業者がいれば、複数の業者に相談をしてみるというのが後から後悔しないポイントかもしれません。「相見積もり」という言葉があるように複数の業者に点検を依頼し、見積りを依頼するという業者選びの方法は既に一般的ですよね。
それだけ多くの選択肢があれば、外壁塗装について知ることにも繋がりますし、何より広い視点で業者選びができることにもなります。
しかしお客様の中には「いろいろな業者の話を聞いたけど余計迷ってしまう」となってしまう方もいらっしゃいます。ではどうすれば良いのでしょうか?
それにはまず予算も含めたご自身の希望をきちんと整理してみること、そして業者選びの方法を学ぶことです。
☑ 予算はどの程度で検討していますか?
☑ どの程度の耐久性を望まれていますか?
☑ 外壁の色や艶感など希望の仕上がりはありますか?
☑ 外壁塗装と併せて屋根塗装も一緒に検討していますか?
など外壁塗装を決断するに至った経緯や将来的なことを踏まえて、まずは整理してみましょう。その上で希望を叶えてくれる業者を選んで、まずは相談してみることです。
塗装だけをしてくれる業者は数多くいらっしゃいますが、その中でもご自身の希望を叶えてくれる業者に相談をすることで、より希望に近い提案を受けることができるようになります。ご自身のご希望に軸足をきちんと置いて業者選ぶをすることが後悔や不必要な迷いをなくすポイントだと言えるのではないでしょうか。
では「自分の希望を叶えてくれる業者ってどのように選ぶの?」ということですが、気になる業者のホームページにて施工事例やお客様の声といった実績を見てみましょう。
例えばご自身の希望と一致する事例があれば、同様の施工ができる証明になりますよね。もしご自宅の外壁がモルタル外壁だとして、遮熱塗料を使った塗装をご希望である場合、そのような事例が数多く並んでいれば経験豊富な確かな技術を持った会社であることがわかります。逆に希望しているような事例が一件もなければ、お願いするには不安が残りますよね。
冒頭でもお話ししましたが、費用をかけて塗装をしてしまうと容易に塗り直すことはできませんから「失敗しないために間違いのない業者を選ぶ」ということが非常に重要になります。
だからこそ、この分岐点で多くの方がお悩みになるわけです。このようなことを意識して、ご相談する業者をお選びいただけると良いのではないでしょうか。業者選びについては以下のページでも詳細をご紹介しておりますので是非ご覧ください。 -
ご自身がどのような外壁塗装を希望するのか予算も踏まえて、
整理してみましょう -
業者選びのポイントを理解しておきましょう
塗装業者選びは外壁塗装を失敗させないための最重要項目です。
まずはどこの会社に相談するか?を決定した後、実際にご自宅の調査をお願いする形となります。その理由は私たち業者がお客様のお悩みやご希望を聞いて、最適なご提案と正確なお見積りをご提出するためとなります。
お客様の立場では、相談に続いて最終的に「どの業者と契約するべきか?」を判断する大切な機会となります。
現地調査では初めて業者とお客様が顔を合わせる形となるわけですが、分岐点2に続き業者選びの重要な要素となりますので現地調査ではどこを見るべきか?について2点、解説していきたいと思います。
その二点とは、
☑ お住まい全体をくまなく丁寧に調査してくれる業者か?
☑ 担当者との相性や対応、姿勢はどうだったか?
という点になります。
まず現地調査ですが、お客様のご希望にあった外壁塗装を行う上でプロとして正確にお住まいの状況を把握する必要があります。
私たちの場合、外壁の面積を始め、外壁材やその傷み具合など外壁の調査はもちろんですが屋根やそれ以外の付帯部まで徹底的に調査をさせていただきます。それは外壁塗装は新築から10年程度、それ以降も耐用年数に合わせて10年から20年程度でメンテナンスを行いますがその間に劣化が進むのは外壁だけではないということをこれまで散々見てきたからです。
例えば屋根は外壁以上に劣化の進行が早いです。また雨樋や鼻隠し、破風などの付帯部は時間が経過すれば塗膜が剥がれた以外の傷みや不具合を見せることがあります。お住まいの立地や新築時の施工状況は一軒一軒まったく違うためそれぞれ違う姿を見せるのです。
リフォームのきっかけがたまたま外壁塗装であるだけで、外壁以外のメンテナンスが不可欠な状態であることが意外と多いため、外壁と併せてお住まい全体を調査させていただいております。
お住まいのプロとして大切なことは、お客様目線で、お客様以上にお客様のお住まいを守りたいという意識があるかどうかだと思っています。だからこそ調査と称して、お住まいの外周をぐるっと回って「また見積り持ってきます」といった程度の調査で終わってしまう業者である場合、そもそも適切な提案や見積り書を作成できるのでしょうか?不安ですよね。
また調査の際には積極的に担当者とコミュニケーションを取るようにしましょう。
施工完了したお客様の感想をお聞きすると、回答の中で多いのが「担当者が信頼できたから契約した」「担当者との相性が良かったからお任せしようと思った」といったご意見です。
調査から提案、ご契約、そしてその後の施工管理まで常にお客様にとってもっとも身近な存在として、不安や問題があればお話しいただき、困ったことがあればご相談いただく形となります。ストレスや不安なく外壁塗装を完工させるためには担当者の存在が不可欠です。だからこそ担当者と積極的にコミュニケーションをとっていただき「信頼できるか?」「何でも話しやすいか?」などを見極めるようにしましょう。
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お客様のお住まいを守るという熱意を持って
お住まい全体を調査してくれる業者を選びましょう -
積極的にコミュニケーションをとって担当者との相性を確かめましょう
現地調査が終わったら、次のイベントは業者からの提案になります。
お客様のご希望やお住まいの状況を把握した上で、必要な工事のご提案書、そしてお見積り書をいただけるということですね。
まずここで大切なことはご提案書にしても、お見積り書にしてもきちんと書面やデータでいただけるかということです。すべてを口頭だけでしか伝えてもらえないということは今時ないかもしれませんが、お客様によっては見積りは印刷したものをもらえたけど、提案書なんてなかったという他社様の話をよく耳にします。言った言わないのトラブルを防ぐためにも見積り書はもちろんですが、どういった工事をするのかという提案書もきちんと書類やデータでいただける会社が望ましいかと思います。
またこうした提案書があることで、次回以降の塗装時に「前回はこんな工事だったな」と工事内容を振り替えることができます。使用した塗料やどの範囲まで工事を行ったかなどは次回以降の工事内容を決定するうえで大切な資料となりますのでこうした細かな配慮をしてくれる業者かどうかは業者の姿勢を知るうえで大切ですね。
そして業者の提案に対して、じっくりと耳を傾け、不明な点があれば積極的に質問するようにしてみましょう。大切なことは費用はもちろんですが、「納得のできる工事をお任せできるかどうか」です。
そのためには、
☑ 塗料の選定(耐用年数、機能性、色など)
☑ 外壁塗装のみ行うのか、それ以外の必要箇所も工事をお願いするのか
☑ 納得できる見積り内容なのか
この辺りについて、疑問をなくしていただくと良いですよね。
特に見積り書の記載内容を理解するにはある程度の知識と見方が必要です。塗料や工事箇所はお客様の好みやご希望にあっているかをご判断いただくとしても、見積り書の記載については業者ごと提案内容や、それぞれの慣習によって違いが出る部分でもあります。
合計金額だけではなく、その内訳にも気を付つけて見ていただくと必要な項目が入っているかなど細かなチェックができるかと思います。一式工事のようなざっくりとした見積りになっていないか、内訳について質問した際に納得のできる明確な返答がかえってくるかなど厳しい目で見ることが必要となります。
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提案書・見積り書など必要な資料は
必ず紙やデータでいただくようにしましょう -
不安や疑問点は納得するまで確認するようにしましょう
外壁塗装をやろうと決断し、業者を決定したら最後はいよいよ契約ですね。
多くのお客様は契約時がもっとも期待が膨らみ、気持ちが盛り上がるイベントだと思います。「どんなふうに我が家は生まれ変わるんだろう」と期待に胸が膨らみますよね。
この段階でご自身の希望を叶えてくれるであろう業者まで決まったわけですから、お客様としてはあとは安心してお任せすることだけですが、最後の最後に確認するべきポイントが「契約」についてです。
☑ 契約書には契約解除等についての記載がありますか?
☑ 契約に適合しない工事が行われた際の責任についての記載がありますか?
☑ 保証についての記載がありますか?
☑ クーリングオフについての記載がありますか?
それ以外についても工事金額や支払いそして工期等について明記されているか、捺印がされているかなどを確認するようにしましょう。
何か不都合や問題があった場合に、最終的な問題解決の拠り所になるのが契約書です。きちんと契約書が交付されるかどうかはもちろん、内容も確認した上で気になる点があればきちんと業者に質問するようにしましょう。
2020年4月には124年ぶりに民法が改正され、リフォームに関する請負契約書に関しても変更の必要性が生じました。提案や費用だけでなく契約に関してもきちんとした対応をしてくれる業者にお任せするようにしましょう。
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契約書は書面できちんと交付していただける業者を選択しましょう
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契約の内容は隅々まで理解し、不安な点は業者に確認するようにしましょう
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分岐点1のポイント
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①外壁塗装の目的を正しく理解し、劣化が進行する前に外壁をきちんと保護しましょう
②専門業者による点検を受け、塗装のタイミングについてアドバイスを受けましょう
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分岐点2のポイント
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①ご自身がどのような外壁塗装を希望するのか予算も踏まえて、整理してみましょう
②業者選びのポイントを理解しておきましょう
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分岐点3のポイント
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①お客様のお住まいを守るという熱意を持ってお住まい全体を調査してくれる業者を選びましょう
②積極的にコミュニケーションをとって担当者との相性を確かめましょう
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分岐点4のポイント
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①提案書・見積り書など必要な資料は必ず紙やデータでいただくようにしましょう
②不安や疑問点は納得するまで確認するようにしましょう
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分岐点5のポイント
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①契約書は書面できちんと交付していただける業者を選択しましょう
②契約の内容は隅々まで理解し、不安な点は業者に確認するようにしましょう
外壁塗装の検討から契約まで各ステップでのポイントを理解し、納得・満足のいく外壁塗装をしていただきたいと思います。
私たち街の外壁塗装やさんもこれまで10,000件以上の外装リフォームに携わってまいりました。外装リフォームの専門店として多くの外壁のお悩みや施工を行ってまいりました。
検討段階においても、業者選びにおいても、何か迷われる、悩まれることがありましたらお気軽にご相談いただけたらと思います。これまでの経験を元に全力でお答えします。
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