
谷板金のめくれ 軒裏天井(軒天)の剥がれの調査 工事 木更津市請西
2014年1月25日更新 本日ご報告するのは木更津市請西のN様邸です。 屋根の金属部分がめくれているので調査をして欲しいとのお問い合わせでお伺いいたしました。 先ずは問題の箇所の調査です。 2階屋根の谷板金(屋根と屋根の境目、水が通る道です)の先がはがれてめくれていました。 通常は屋根に沿って施工をするのでここまで剥がれる事は稀です。 既存の板金を加工するか、新規で取り付けをする必要があります。 屋根のコケ、塗膜の劣化も顕著でした。最低でも塗装の必要性があります。
そこの調査をする際に気が付いたところ、軒天が腐食してはがれている箇所が幾つもあります。 軒天はベニヤ板で設置されていますが経年で水が廻り、腐食したようです。 穴が開いたままですと建物の腐食、鳥などが巣を作る、などなど良い事はありません。
谷板金、軒裏天井とも足場架設が必要な工事になります。 他に傷んでいる箇所も合わせて調査し、ご提案をさせて頂きました。 【下処理】 高圧洗浄後、先ずは軒天の貼り増し工事です。 当初は腐食部分だけの交換を考えていましたが範囲が大きいため、ケイカル板を増し張りすることにしました。 ベニア材と違って劣化に強いので耐久性に優れています。
ボードを貼った後は釘跡をパテで補修し塗装を行います。
木部はそれ以外に破風板も塗装します。劣化が激しかったので下塗りを2回入れ下処理を入念に行いました。
【屋根補修】 高圧洗浄後、屋根の上を塗装する前に調査すると屋根材に大きな亀裂が見つかりました。 下の軒天の腐食具合をみると雨漏りの原因の一端は屋根材にあるようです。 ご予算が取れませんでしたので急遽、コロニアル材を準備して部分補修をしました。
【外壁クラック補修】 屋根塗装、軒天張替え工事以外に気になったのが外壁のクラックです。 このクラック(ひび割れ)は放置すると雨漏り等の引き金になるものです。 外壁塗装工事を鑑み、今回はコーキング補修を実施しました。
プライマーで下塗りをした後、コーキング補修をしました。
あくまで簡易補修ですので早めのメンテナンス(外壁塗装)が必要になってきます。 お住まいのメンテナンス、ご予算もあると思いますが必要な工事がご予算内で収まるわけではありません。 優先順位をご提案し、お客様のお住まいに沿ったご提案をさせて頂きます。 屋根塗装で工事の完了となります。 屋根塗装は下塗り(シーラー)、中塗り(シリコン)、上塗り(シリコン)の3工程で仕上げです。
今回はナスコン(濃いブルー)で綺麗に仕上がりました。 破風を塗装し、雨樋を設置して工事の完了です。
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