外壁と屋根の塗装 千葉寺 千葉市中央区 ナノコンポジット
2013年6月18日更新
【地 域】 千葉県千葉市
【工 事 名】 外壁・屋根塗装工事 棟板金交換工事
【工事内容】 屋根塗装 遮熱塗装 サーモアイシリコン クールブラック
外壁塗装 低汚染塗料 ナノコンポジットW 柄塗装
棟板金交換 樹脂製心木 換気棟設置
【工 期】 16日間
弊社ホームページを見てご依頼いただいたのは千葉市中央区葛城のS様です。
飛び込み業者が来るようになり、塗装を検討した出したとお話を頂いたのは昨年9月でした。
建物は未だ築8年と浅く、工事をご検討する初期段階です。とはいえ、立地条件や
メンテナンス状態により状態はさまざまです。
【建物点検】
外壁、屋根、その他の箇所に分けて点検をしました。
年数の割りにコケが生えています。特に北側にコケが見られるのは水の乾きが遅くその水分を
利用してコケが繁殖するからです。
棟板金の浮きも見られます。S様邸は高台にあり、風の影響を受けやすい建物でした。
工事の際に棟板金を入念に確認し状況によっては交換工事の必要性があることを事前にお伝えいたします。
外壁も北側にコケが生えています。北側は植栽があり、犬走り(建物の下の廻り)は土ですので
必然として湿気が多い状況です。
コケの部分を丁寧にとり、外壁材の傷みを調査しました。素材自体に影響は出ていませんので
通常の塗装で対応可能でした。今回は洗浄の際にバイオ洗浄をご提案しました。
コーキングの劣化、チョーキング(白亜化)の発生もありました。緊急性を要する状況ではありませんが
工事をするべき時期に掛かっていると診断、ご説明しました。
ご主人様のお仕事の都合で春先までは多忙を極めるとの事でしたので4月以降で工事を
進めることで同意し工事を着工させて頂きました。
【仕様打ち合わせ】
工事のご内諾を頂いた後に重要になるのが塗料の種類と施工方法、色のお打ち合わせです。
中でも色に関しては最初に見て頂く塗料のカタログでの色見本(3cm位の大きさ)では
中々イメージが湧きません。そこで当社ではカラーシミュレーションをご用意しています。
S様邸は外壁が多色のサイディングでベランダはジョリパッドで仕上げてあります。
ベランダ部分を茶・グレーの2色に絞り、外壁はクリーム系、茶系お2パターンに絞り込みました。
シミュレーションの結果、ベランダはナノコンポジットW NC-24に決定しました。
外壁は既存のものが多色のサイディングなので柄を生かすデザイン塗装を行います。
これは下塗り後、ベースの色で2回塗り通常と同じ仕上げをした後にサイディングの凸部分を
更に2回塗って仕上げる施工になります。
【足場架設・メッシュシート】
実はS様邸は高台にあり、階段のスロープがとても長いのです。
周りに気を使いながら上まで慎重に運び足場の架設が終わりました。
足場架設後はメッシュシートを全面にはっていきます。
【バイオ洗浄・高圧洗浄】
メッシュシートを張り終えたら高圧洗浄です。S様邸は建物の周りが土でコケの影響を受けやすいので
バイオ洗浄をご提案しました。
バイオ溶液を洗浄前に散布します。それによって外壁にあるコケの根を絶たせコケの
繁殖しにくいい環境を構築します。
【養生】
洗浄後は塗装をしない箇所に専用のシートでカバーをします。これを養生と呼んでいます。
玄関ドアやサッシ、建物の廻り(土間・犬走り)にもしっかりと養生を行います。
これで下準備の完了です。
これから塗装の工程に入ります。
【屋根塗装】
高圧洗浄後、下塗りをします。今回は日本ペイント製の遮熱塗料「サーモアイSi」を使用します。
下塗りはサーモアイシーラーで白いのが特徴です。
下塗りが終わるとクラックの補修をコーキングで行います。
その後、塗料で屋根材がくっつき、雨漏りを起こさない様、タスペーサーを使って縁切りを行います。
下塗りのサーモアイシーラーにも遮熱効果があります。
足場を架設して棟板金を調査したところ、屋根の勾配(角度)にあわせて棟板金を折るのですが
勾配と違う角度で折っていたため、隙間が開きそこから雨水が入り込み中の心木を傷めていました。
S様にご説明をし、中の心木を樹脂製に交換して棟板金を新規設置する工事をご提案、了解いただきました。
今回は工程の都合で下塗り後に設置しました。
この後、中塗り・上塗りをサーモアイSi クールブラックで仕上げていきます。
屋根塗装工事の完了です。
【外壁塗装・コーキング打ち替え】
洗浄後、目地のコーキングを打ち替えます。先ずは古いコーキングを全て撤去します。
その後、外壁に余分にコーキングが付かないよう養生をし、プライマーを塗布します。
コーキングガンで注入し、ならします。
養生をとって完成となります。
S様邸は柄を生かした塗装ですので5回塗りの仕上げになります。
1回目 ナノコンポジットシーラー
2回目 中塗り ナノコンポジットW
3回目 ナノコンポジットW 通常はこれで仕上げになります。
【外壁塗装 仕上げ】
ベース色とは別の色で4回目の塗装です。
1回だけだとローラーの目が出てしまうので最後にもう一回塗装をして完成です。
【その他箇所】
雨樋塗装
破風板塗装
ベランダ トップコート
ベランダ ジョリパット
細かいクラックを補修し、下塗り~3回塗りで仕上げていきます。
希望に沿った工事のご提供が出来るよう施工中も各所に注意を払って進めていきます。
【スレート・カ゛ルハ゛リウム・瓦】屋根塗装か゛必要な理由【プロが解説!街の外壁塗装やさん】
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