2013年12月16日更新 今回は四街道市にて外壁塗装工事お見積りのご依頼をお受け致しまして 調査に伺って参りました。 今回の現場のお住いは以前までお客様が他の方に賃貸として貸し出して いたのですが、住んでいた方が退去されたので築年数も30年を超えたの で今回を機に外壁塗装をご検討されているとの事でした。 お客様としては長年賃貸として貸し出していた為にタイミングが難しかったご様子でした。   現場に向かうのにお客様とご一緒に同行させて頂きましたので、 色々と楽しいお話が出来まして良かったです。   現場に到着しまして調査に入ります。   少し驚いたのですが30年経っているとお話をお伺いしていたのですが、 経年劣化の具合いが想定したよりも建物自体は綺麗な状態でした。   屋根部から点検して参ります。 棟部の板金が腐食し始めておりました。 また、板金の浮きも見られましたので強風などで板金が煽られ 剥がれてしまうことも考えられますので早めの処置が必要です。 雨樋の状態はとてもよく、 以前に交換されたとの事でしたので問題ありませんね。   破風、軒天にも経年劣化による塗装の剥がれが確認出来ましたので 時期を迎えています。     クラックや欠けは見当たりませんでしたが、 屋根部コロニアルには苔が発生しておりました。 苔が生えますと湿気や雨水の滞留率が高くなります。屋根材の 劣化を早めるのでそろそろ屋根塗装施工の時期が伺えます。   外壁に関しましてはALC板にモルタルが吹きつけてあり、状態が悪く、クラック（亀裂）が多く確認出来ました。 かなりのクラックの数でしたので塗装工事前にクラック補修をかけてからの 塗装工事になります。   また外壁にはチョーキング（白亜化）（塗料の分離による粉化）も発生しておりましたので 塗装本来の持つ防水の役割が無くなっているサインが出ていました。   お客様のご要望とタイミング、施工時期を考えますと 塗装工事の時期としては妥当な時期だと考察出来ました。   現場の調査に携わり今回に限らず、調査や打合せを行う上で大切なことは お客様とどれだけ現状に対して打合せを入念にできるかだと思います。 現場スタッフとしても工事のお話だけでなく、お客様と色々なお話をさせて頂くのは とても勉強になりますし、嬉しくも感じます。   今回も調査した内容からご希望に沿った必要な工事ご提案をさせて頂きたいと思います。