2012年03月06日更新
本日は2件の屋根塗装のご質問のお電話をいただきました。
ご質問の内容は、2件ともセメント瓦の塗装についてでした。
そこで、本日よりセメント瓦の塗装の注意点などをご紹介致します。
【ポイント】
1、高圧洗浄
全ての屋根材に共通していますが、120Kg/㎡~150Kg/㎡の圧を掛けて
しっかりと汚れや表面に付着している、セメントを洗う事が重要となります。
セメント瓦の洗浄の様子
2、割れている瓦の補修
セメント瓦の屋根でよく見かけるのは、割れている瓦です。
セメント瓦の種類によっては、すでに生産中止となっていて交換ができない物も
あります。
交換できる瓦があっても、色が違ってしまう事もありますので、補修ができる物か
どうかを事前にしっかりと判断しておく必要があります。
割れたセメント瓦
【塗り替えの時期】
1、色あせ
新築時の着色材や塗り替え時の塗料の経年変化で、屋根の表面に塗料が
粉状になってくると塗り替えのサインです。
塗料が粉状になるということは、屋根材の地肌が出てしまっている状態なので、
雨水を直接吸っていまいますので、劣化や腐食の原因になります。
2、コケの発生
色あせの状態を過ぎると、瓦自体が雨水を吸い出してコケが発生します。
さらに、コケをそのままにしておくと、屋根材の劣化が急速に進みます。
住宅塗装に関してはいろいろな塗料がありますが、屋根材によって使う塗料も
変わってきますので、しっかりとした調査を行った上で、適切な塗料を適切な
分量で使用する事が最重要項目です。
塗装前の点検は、無料にて承っていますのでお気軽にご相談を。